占い用語の基礎知識　手相占い

手相占いとは、掌のシワや肉付きを見ることで、その人の性格や運勢を鑑定する占術です。タロットや占星術と並んでメジャーな占術で、占いといえば手相占いをイメージする人も多いのではないでしょうか？ 他の占いのようにホロスコープの作成やカードのシャッフルなどの占う前の下準備がいらず、手を見せるだけですぐに鑑定してもらえる占いとあって、お試しコースなど比較的短時間で鑑定するコースに採用している占いの館も多いようです（もちろんじっくりと時間をかけて本格的に鑑定する手相占いもあります）。

手相占いで鑑定師さんがチェックするポイントは複数ありますが、特に重大とされているのが「生命線」「感情線」「頭脳線」の3つです。この3つを指して「基本三線」とも呼ばれています。

生命線は健康状態、気力やスタミナといった生命力の強さが現れた線です。その人自身の生命力だけでなく、現在の生活環境や肉体労働への適正、生命に関わったトラブルなどを読み取ることもできます。生命線は親指と人差し指の中間地点から出発し、手首の方に向かって緩く曲がりながら進んでいく線です。参考画像の①に当たる線ですね。

長ければ長いほど寿命も長くなると思われがちな生命線ですが、実際には長さだけでなく線の濃さや太さ、カーブの度合いなどを見て総合的に判断するため、生命線が短いから寿命も短いとは一概には言えません。

頭脳線は決断力や思考の傾向が現れた線です。「知能線」や「思考線」とも呼ばれています。生命線と同じく親指と人差し指の中間地点から始まり、手のひら中央を横断する線です。参考画像な②の線となります。頭脳線は人によって線の終わる位置や曲がり具合が大幅に異なっているため、これがベストといえるような線や形はありません。むしろ、その人の個性が色濃く現れる線といえます。

手相占いでは頭脳線の太さや長さ、曲がっている向きから、その人の性格などを読みとります。例えば、頭脳線が上向きに伸びた人は論理的に考えるリアリストでビジネスに向いているとされています。下向きに伸びた人は、理想や空想を重んじるタイプで、芸術や音楽関係の仕事に向いているといわれています。

感情線は喜怒哀楽の激しさや感受性、物事に対する接し方、愛情などのその人の心理が現れた線です。ハート線とも呼ばれています。手の指を動かすと自然と感情線も動かされるため、基本三線のなかでも最も状態が変化しやすい線です。そのため、占ってもらった時は良い状態だったのに、いつの間にか線が蛇行したり細かく枝分かれしたりするなど、大きく変化していることもあります。

小指の数センチ下の手のひらの側面から始まり、人差し指と中指の付け根に向かって伸びて行く線です。参考画像だと③の線になります。感情線を見るにあたって重要な要素となるのが、線の乱れ方です。線が乱れることなくクッキリとしている線は強靭で図太い心を現していますが、その一方でシンプルすぎると感情の起伏が乏しく淡々としているともいわれています。逆に感情線が不明瞭な人はデリケートなタイプ。また感情線に乱れがある人は感情の起伏が激しいとされています。

これら基本三線以外にも「結婚線」「運命線」「金運線」などの線や、爪の形や肉付き、手の大きさ、手のひらの見せ方など、様々な要素を総合して占い師さんは手相を鑑定します。なお、手相は人それぞれで同じものは決してありませんが、意外と変化も大きく早ければ３日ほどで変わってしまうともいわれています。そのため、手相を見てもらって最悪の結果が出たとしてもいつか運が開けてきますので、あまり気に病まない方が精神的にも良いでしょう。

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幼いころから不思議な力が備わっていたというリズ先生。社会人となってからは美容アドバイザーとして働くかたわら、他人の悩みが透けて見える力を生かして相談ごとに乗っているうちに、とうとう本格的に占い師としてデビューすることとなった実力派鑑定師さんです。相談者の心に寄り添い潜在的な悩みや特性を見抜くほか、その前歴を生かした開運メイクアップ鑑定も得意としています。

あぐちますみ先生は開運占館の館長として、鑑定師代表を務める天の命先生を長年にわたって支えてきた実力派占い師さんです。インスピレーションタロットの名手として、これまでに1万人以上もの相談者さんたちの悩みを聞き、TV番組にも取り上げられたことのあるあぐち先生に実際に占ってもらったレポートがコチラ！